いよいよ完成です。短砲身でジャーマングレーの車体はカッコイイですね。
1 フェンダーの製作 フェンダーの側面は、実車と同じように分割して別パーツで車体に接着して、ピンセットでごりごりと捻じってダメージを再現しました。 |
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2 溶接跡の再現 「How
to〜」でも紹介している、タミヤパテとセメントを使って、溶接跡を再現しました。 他の追加パーツは車体と同じ色を塗っていきますが、溶接跡の塗装は、目が埋まってしまわないように薄めた塗料を使います。 |
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3 車体前部右側の追加工作 金属製のフェンダーの下に、プラ板で構造材を作り、接着剤硬化後に一緒にピンセットでつまんで折り曲げて、クラッシュして歪んだフェンダーを再現しました。 クラッシュした薄い板は、薄い銅板で作り、これもピンセットでつまんでグシャリと歪めました。 その他、配線やフェンダー固定用フックなどもプラ材から自作して情報量の追加に努めました。 |
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4 車体前部左側の追加工作 フェンダー先端の泥はね部をプラ板で作り、はね上げた状態を再現しました。 前照灯や牽引ホールドも資料見ながらプラ材で自作しました。 |
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5 車体後部の追加工作 【機関室側面】 エンジンデッキ左右の空気取り入れ口には、異物混入防止用の金網を再現しました。 今回は、3号戦車用の専用エッチングパーツはないので、ハセガワのトライツールの0.3ミリピッチのエッチングメッシュ(PA−22)を使いました。
【機関室後面】 車体後端の発煙装置は、トランペッターのキットパーツはヌルイうえに大きすぎるので、プラ板で自作しました。 また、フェンダー後端には、大戦初期の手間のかかった車体らしい、リアフェンダーの泥よけの下にある逆台形型の板も再現しました。 |
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6 フェンダー上の追加工作 アンテナケースやOVNを固定するクランプはプラ板で再現しました。 また、クリーニングロッドはプラ棒で、先端のカバーはエポパテで自作しました。 |
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7 消火器 今回はチェコのJk
Resinのアフターパーツを使いました。(JKT
72023) |
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8 車体上面 車体後部では、エンジンデッキに載せる荷物は手持ちのジャンクパーツやレジンパーツを使いました。 また、そろそろ砲身を戦闘室に接着するので、基部にあるU字型の緩衝器もこの時点で再現しました。 |
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9 墨入れとウエザリング 仕上げの工程はいつものとおり @ 油彩で墨入れ A ラッカーでハゲチョロ(チッピング) B 茶のエナメルでウエザリング C ラッカーの銀でエッジ出し コツコツと作業を進めてきましたが、この工程でいっきに雰囲気が出てきます。楽しい作業ですね。 |
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10 完成 ヴィンターケッテンは部分的にカットし、破損している状態を再現しました。 牽引ロープは、先端部はレベルのパーツを流用し、ワイヤー部分は焼きなましの必要がないモデルカステンのソフトステンレスワイヤーを使いました。 車体の下半分には、転輪の奥と同じようにピグメントで泥を再現しました。 |
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