フィギュア製作記

いつものようにプライザーの独兵をタミヤのエポパテを使って改造しています。

手足のパーツを適当にチョイスして、設定した情景にあうポーズのフィギュアを作りますが、今回は車両とのフィッティングがあるので、最初のパーツ組み立ての時には身体の後ろ側に真鍮線を取り付け、何度も車両においてみて手足の角度を決めます。
ポーズが決まったら改めて足裏に真鍮線を取り付け、作業の持ち手にしました。

今回は1体のフィギュアの作業を1工程(ほぼ1日ごと)に連続写真で紹介します。

服を着せる厚みを考慮してモールドを削っておきます。
首→シャツ→服→ズボンの順に爪楊枝で造作します。
服のエリとズボンの上部を追加
プラ板でサスペンダーとベルトを追加
耳、ズボンのベルト通し、ボタン(スチュァートのリベット)を追加
腕をつけ、隙間をエポパテで埋める(先にズボン塗っちゃった)
基本塗装終了
細部を塗り分け、明度を上げてドライブラシ、さらにつや消し
タミヤエナメルの黒と茶で墨入れ
凸部にリタッチし、エナメルの艶を消して完成
● 作業を1日づつに分ける訳

細かいパーツは、必要な量だけを取り分けて造作するのが難しいので、ある程度の大きさ(ヘッドの半分ぐらい)のパテを爪楊枝ですくって使っていきます。

ポケットを例にとると…
@ ポケットをつける面にパテを盛り、爪楊枝を転がしながら薄くのばしていきます。(※爪楊枝は湿らせておくとパテがくっつきません。)
A 薄くなったら上下左右のパテをナイフで切り取り、必要な大きさにします。
B まだ厚いようなら、上記の作業を繰り返し、ポケットの形を整えます。

ペルト通しや耳も同じような工程で、いったん盛りつけたパテをカットしながらだんだん小さくしていきます。
作業面が硬化していないと、上記の作業によって面が歪んでしまうので、各工程ごとにしっかりと硬化させる必要があります。

その他のフィギュアはこんな感じ ↓

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