スダコフツ251は、C型もD型も、ドラゴンからバリエーションが精力的に展開されていますが、いかにも末期の独軍らしいウーフーは、2008年8月現在、まだリリースされていません。
以前から作りたいと思っていた車両なので、資料もそろった今、FAMOクレーン同様、インジェクションキットとして出る前に作ってしまおうと思います。
1 今回のお題 元となるキットはドラゴンのD型。ゲルリッヒ砲が欲しくて買ったキットの車体を有効利用します。 資料はグランドパワー別冊とAFVmodeller。もう、これだけあればOKですが、さらに立体見本として安売りをしていたAFVクラブの35ウーフーも買いました。 ティーガーと違い、スダコ251はなかなか出来がよさそうなので、車体はサクサクと進めて、赤外線投光器はミリキャストのパーツをもとにプラ材でディティールアップをしたいと思っています。 |
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2 車体下部の製作@ まずは車体の仮組みをして、どこがどう見えるか確認します。 そこで、後面パネルをリセットした時に段差ができないように、元のパーツよりも薄くする分だけ車体後部を延長しておきます。 また、床面パネルは後部が高くなっているので、カットして後部には下にプラ材をかませて嵩上げします。 |
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3 車体下部の製作A 下地はbQ2 ダークアースを使い、bQ1 ミドルストーンでドライブラシをかけていきます。 あとは車体後部にプラ板でウーフー用の道具箱を作ります。
ミリキャストのレジンパーツにも道具箱が用意されていますが、簡単な箱組みなので自作しました。 独軍車両で苦労する千鳥転輪は、スライド金型でこのように成形されています。
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4 車体下部の製作B ウーフーにはシートが3つあるので、他の251のストックからもってきました。 大戦末期なので、あまり長期間使い込まれた車両ではないため、ハゲチョロは軽めにしました…というか、みえなくなるので床面しかやってませんが。 運転席のメーターパネルはモールドがくっきりしていて、塗り分けしやすかったです。 |
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5 車体上部の製作 D型にも末期モデルというのがあるそうなので、それをチョイス。 裏側では、助手席前の無線機はハセガワから取り、キットパーツの無線機は天板中央部から吊り下がった部分に使用しました。 クラッペ基部もパーツとして用意されていて、かなり良く再現されていますが、厚みがあったので薄くし、下側のロッドもプラ棒で再現しました。 |
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6 発電機の製作 発電機は「AFV modeller」誌の作例のパクり。 いったん塗装をしてから、吊り下げフック、パネルの取っ手などをつけました。 |
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7 車体の箱組み 車体上下ともに内部工作と塗装が終わったので、いよいよ接着します。 後面パネルは、装甲板の薄さを表現するため、キットパーツを型紙にして0.3oプラ板で作り、光の透過防止のため、黒→銀と塗り重ねてあります。 発電機は墨入れをしたところまでで、ハゲチョロはあとで施します。 車体後部パネルの内側につく消火器は、AFVクラブの説明書でも塗装指示は赤ですが、何かの資料で「独軍の消火器は緑」と読んだことがあったのと、やはり赤はアクセントとしては強すぎると思い、こんな感じにしました。 次回はいよいよ投光器です。 |