チャーチル架橋戦車 製作記 その4

今回は改造が多くて製作記も中途半端な4回になってしまいました。でも長年作りたかったので満足です。

1 橋の追加工作@…支柱

「製作記その2」で作った橋ですが、車体の工作が終わったのでディティールを追加していきます。

橋の前部にはワイヤーをつなぐ支柱を追加したほか、ボルトなどのディティールを再現しました。

橋の後部には、ワイヤーの支点となるフレームをプラ棒で自作し、基部は真鍮線を通して橋に固定しました。
棒の先端部はシャーマンの牽引フックを流用しました。

強度が心配ですが、マッチボックスのパーツもプラ製なのでたぶん大丈夫でしょう。

2 橋の追加工作A…ワイヤー

橋は使い捨てなのか何度も使うのか判らなかったのですが、とりあえず車両と同じようにハゲチョロを描き、ウエザリングを施したあと、ワイヤーを張りました。
ワイヤーはいつものように裁縫用の綿糸を使っています。

3 滑車の製作

マッチボックスのキットの滑車は大味だったので、ランナーを輪切りにして滑車も自作しました。

糸がピンと張った状態で巻きつけるため、真鍮線で治具を作りました。

これがないと手が何本も必要になります。(笑)

で、橋の支柱から後ろの部分を組み合わせて1つのユニットにしておきます。

4 橋の接合(第1段階)

作業手順で悩みましたが、以下の順番で製作しました。

@ 橋を車体に接着
   壁に立て掛け、接着剤が硬化するまでしっかり乾燥させました。

A 橋の支柱に滑車ユニットを固定し、後ろにゆっくり引っ張る。

5 橋の接合(第2段階)

B 糸がピンと張ったところで後部のウインチ部に糸を巻きつけて接着

C ウインチ部にプラ板でカバーを作り、ワイヤーには銀で塗装

↓で、ついに完成です!
(車長用直接照準器はまだ付けてません。)

 

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