チャーチル架橋戦車 ベースの製作1

1 ベースの切り出し(その1)

架橋戦車のベースということで、やはり「橋」は欠かせません。
チャーチル架橋戦車はいつもより大きな車両なので、車両が全て納まるベースにすると、おおきなものになってしまいます。

いつものようにCDケースくらいの大きさにしたいので、架橋部分は思い切ってベースからはみ出して製作することにしました。

ただ、せっかく橋を作るので、両岸同時に作業を進めることにして、大きめのスタイロフォームから位置を決めて切り出しました。

画像の縦方向の青線が「川」、横方向の赤線が「道路」、黄色線が切り出すベースになります。

2 ベースの切り出し(その2)

向こう岸も同時に切り出し、スタイロフォームを2段重ねにしてあります。

当初、チャーチルの脇役を予定していたユニバーサルキャリアですが、ベースを小さくすると同じベースには載らないので、もう一方のベースで情景にします。

3 ベースの切り出し(その3)

車両を置いて位置関係を確認します。

単にひとつの情景を分割したのではなく、それぞれのベースが単独でも情景として成立するように配置を考えることにしました。

昔「連結ジオラマ」というキットがありましたが、これは連結しそうでしないディオラマです。(笑)

4 壁の製作

橋を作る前に、両岸の石積みの壁を作りました。

もっとも一般的なスチレンボードを使うやり方で、タミヤの5o厚スチレンボードにボールペンで線をけがき、スパチュラや爪楊枝の柄で表面をランダムに押して凸凹の質感を表現しました。
仕上げにタミヤのラッカーパテを歯ブラシなどで表面を荒らしながら塗りつけて表面にテクスチャーをつけていきます。

5 橋の製作

壁と同じように、スチレンボードで橋のパーツを作りました。
パーツの断面にはエポパテを盛りつけ、先端が四角いプラ棒を押しつけて、レンガのでこぼこした断面を表現しました。
橋入口部の円い部分は、マチ針の先端です。
また、地面部分は石畳が印刷された情景シートを貼りつけました。

・ユニバーサルキャリア側 ・チャーチル側
 
ここから先は、別々に作業を進めていきます。

 

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