ベースの製作2(チャーチル編)

1 ベースの飾りの製作

いつもの手順で、黒の塩ビ板(0.5ミリ厚)を周囲に貼りつけたあと、100円ショップの木材を使って下部の飾り台を作りました。

ベースのスタイロフォームに塩ビ板を貼りつけるのには木工用ボンドを使い、塩ビ板に木材を貼るのは強力両面テープを使っています。
木工用ボンドは硬化に時間はかかりますが、素材を選ばないので私はあちこち多用しています。

2 ベースのニス塗り

ベースのスタイロフォームが正確に四角ではないため、周囲の塩ビ板や木材も現物合わせで微調整して貼っています。
そのため、角がきちんと直角ではないので、木材には隙間ができてしまいます。

ニス塗りのあと、DIYショップで売っているフローリング補修用の茶色のクレヨン状の蝋(ワックス)を充填して修正します。
直接塗りつけるのではなく、プラ板などに少量をとって混色してから爪楊枝などで隙間に詰めていきます。

3 瓦礫の製作

建物の瓦礫は、コルクをほぐしたものです。
グレーや茶など、色別に何種類か用意してミックスして使っています。

ベースへの固定には、木工用ボンドを水で薄めたものを使いますが、そのままだと表面張力で染み込まずに瓦礫(コルク)の表面にのったままになってしまいます。

スッと瓦礫の隙間を流れていって底面まで到達させるため、界面活性剤を混ぜます。(液体洗剤を1滴混ぜています。)

写真のように染み込ませた直後は木工用ボンドの白が目立っていますが、乾燥するとつや消しの透明になるので問題ありません。

4 給水塔の製作

HOスケールのホワイトメタル製で、プラ材などで加工しています。
こういう小物があると情景の表情が豊かになりますね。

5 完成

橋部分のアップはこんな感じ。

全体像はギャラリーで紹介します。

 

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