アタックコン参加作品 グリレH製作記 その1

チチャーイモケイノカイさんが主催するアタックコンに参加するためのものです。
アタックは、他メーカーでもなかなか見ることができないキットがそろっていますが、ACEやMWとならんで手強いことでも有名です。実際に作ってみるとどうなるか…。

グリレは好きな車両のひとつなので(昔は「ビゾン」っていってませんでした?)、迷わずこれを選びました。アタックコンのレギュではオリジナルパーツを50%以上使うことになっていますので、どんなにすごいキットなのかを検証する意味もあって、可能な限りキットのパーツを使うことにします。
そのかわり、ユニモデルの38(t)を改造してグリレを作り比べてみようと思います。

アタック100%  グリレH 

アタック0% ユニモデル 38t 改造

 アタックのパーツ。昔の輸入キットのように、外枠ランナーのないものです。他キットとの共通パーツなのか、色のちがうものが入っていたりして、なかなか味わい深いです。
 UMのパーツ。パーツのエッジも薄く、全体にかっちりとした印象のキットです。エッチングもついています。
 車体側面のパーツ。ものすごい数の湯口がついていますが、プラが柔らかいので切り離しはナイフで簡単にできます。
 こちらも箱組みで車体を作ります。かなり薄いパーツで接着面が少ないのが不安です。戦闘室を作るため、上部を切り離しておきます。
箱組して、車体後部にできた段差はパテで修正します。面の確認のためサフのかわりにダークイエローを塗り、やすりがけでなくなったリベットはハセガワのスチュアートからとりました。
こちらはリアパネルの各面のバランスがおかしいような気がしたので、思い切って全部プラ板でリセットしました。エンジングリルもメッシュを貼って作り替えました。
フロント側は起動輪基部の内側にリベットを打っただけで、パーツの隙間は埋めようがなく、とりあえず溶きパテを流し込んでおしまい。
前面の予備履帯取り付け基部がなかったので(元キットがC型なので)プラ板で再現し、ついでにフック基部もプラ板で形状修正しました。
側面からのショット。UMとのおおきな違いは車体側面の高さです。この上に乗る戦闘室の床面は、フェンダーのすぐ上なので、これでは高くなりすぎてしまいますが、このまま作ってみます。
戦闘室床面の高さにあわせ、車体側面の高さをプラ板で調整しました。車体後部の角度は図面で正確に測ったわけではありませんが、アタックの方がいい感じだったので、それにあわせて修正しました。
車体内部パーツ。トランスミッションはそのまま、シートはプラ棒でフレームを追加。戦闘室は肉厚で大胆にも側面ごと1パーツ。
こちらはなにもパーツがないので、プラ材からデッチアップしました。資料があまりないのでかなり適当です。床はいつものタバコの内紙。
車体内部。ディティールアップしたい衝動にかられながらも特になにもしていないのでアッサリしたもんです。
見えなくなるのがわかっていても、やっぱりやめられない楽しいチマチマ工作。とりあえず墨入れまで。

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