車体が形になったので、いよいよ楽しいランチャーの製作です。PSTのキットはどの程度流用できるでしょうかね。
1 作業手順の確認 ランチャー部は@架台、Aフレーム、Bレールの3つから構成されており、下から順番に製作し、次のパーツのサイズはひとつ前のパーツに合わせて作ることにしました。 サイズの根拠がひとつ前のパーツなので、作業が進むにつれてどんどんサイズや形状がずれていく可能性があります。 そこで、各パーツの製作がある程度進んだ段階で次のパーツの骨格を製作し、車体全体のバランスを見ながら製作することにしました。 |
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2 架台の製作 PSTキットのパーツを見てもよくわかりませんでしたが、実車資料を見ると、架台はベースと可動部の2つから構成されていて、可動部は、後部を支点にして前端が左右に動くことで、発射角の微調整をするようです。 で、これを再現しながら作ったら、キットパーツとは全く別モノになってしまいました。(苦笑) 自作のためにじっくり観察することで、実車の構造が理解できるというのも、模型の大きな楽しみのひとつですね。 |
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3 フレームの製作@ フレームはPSTのキットパーツを参考に簡単な図面を描き、ここにプラストテクトの0.9mm径のプラ棒をあてて組み立てました。 まあ、こんな雑なメモでフレームを作るのですが、パーツを組み上げて接着剤が硬化する前にグリグリやって、歪みや角度を修正しました。 |
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4 フレームの製作A 先に作った架台の前後長がちょっと足りなくて、これに合わせて作ったフレームの各部も位置関係がおかしくなってしまい、角度調整のために最終的に3回作り直しました。 上下左右の外枠を組み上げてから平面に置いてグリグリやって角度を決め、接着剤が硬化してから内側の斜めの梁を追加しました。 |
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5 レールの製作@ レールもPSTのパーツをモノサシにして、車体同様、薄くて華奢な感じを強調するため、0.3mmプラ板で作りました。 8枚を切り出してから重ねて開孔するという方法もあるのかもしれませんが、穴の位置を記したプラ板にピンバイスでチマチマと穴を開けていきました。 まあ、なんとか見れる程度の精度に揃えることはできたと思います。 |
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6 レールの製作A 苦労して作ったレールをいよいよ並べていきます。 |
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7 パーツの完成 車体、架台、フレーム、レールがそろいました。 せっかく頑張って作ったのに、色を塗ってしまうとわからなくなってしまうので、見納めに大きな画像にしておきます。↓ |
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8 車体の基本塗装 車体の下地塗装はミスターカラーbR8オリーブドラブ(2)米軍車両色を使います。
そしていつものドライブラシです。 筆はタミヤの平筆を半分ほどにカットしたものを使い、奥まった部分には幅の狭い筆も使い分けています。
また、キャビン上部の耐火板をミサイルの発射炎で焦げた感じにしたほか、ボロい車によくあるボンネットの塗装の劣化も塗装で再現しました。 |
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9 乗員の追加 @ 運転席側のドアを車体に接着 腕と車体のフィッティングを優先したので、シートから体が少しういてしまったので、木工用ボンドを隙間に充填する形で固定しました。 |
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10 タイヤの塗装 タイヤの塗装はいつも悩みます。溝が黒いのか、凸部が黒いのか… |
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11 車体の追加工作@ ドライブラシによる車体塗装が終わったので、筆で壊れるような小パーツを追加していきます。 特徴的なグリルガードは各キットのパーツがご覧のとおりなので、リセットすると印象が大きく変わります。 え、ガード歪んでるだろうって?あとでピンセットでねじってダメージ加工するので、これでいいんです。(←いい加減) バンパーなど各部のボルトはレベル虎1初期型の転輪から流用したほか、グリルを車体前部に固定する留め具も再現しました。 |
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12 車体の追加工作A @ 運転席まわり A 車体側面 |
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「信号待ちの竿竹屋のトラックとBMW」の図(笑) ホンウエル社製1/72ミニカーと並べてみました。 次回はランチャー架台の工作をして完成です。さてさて、PSTのキットはどこで使おうか…。 |