BM-13N カチューシャ 製作記 その3

久々にソフトスキンを作っていますが、楽しいですね。AFVよりも繊細な構造がミニスケールに向いているのかも。

1 架台の追加工作

ロケットランチャーは「架台」「フレーム」「レール」の3つのパーツに分けて作っていますが、パーツを組み上げてしまうと内側に筆が入らなくなってしまいます。
そこで、各パーツの段階で小パーツの追加と塗装を済ませてから、3つを合体させることにしました。

架台は細かいパーツを追加し、リタッチの要領で車体と同色に塗装したあと…
@ エナメル黒を凹部に流し込み
A エナメル溶剤で余分な黒をふき取り
B ラッカーのフィールドグレーでハゲチョロ
C ラッカーのレッドブラウンでハゲチョロ
D ラッカーのサンドイエローで錆を再現
E ラッカーの銀でエッジにドライブラシ
F エナメルの茶で油染みを再現
…と、段階を踏んで塗装すると、画像のような状態になります。

赤軍車両ということで、今回はいつにも増して派手に汚してあります。


2 架台の比較

架台が塗装まで終わったところで、改めてPSTのキットパーツと比べてみます。
楽しくってどんどん作業を進めているうちに、全く別のところに来てしまいました。(笑)
アングルの関係で画像では大きさが違って見えますが、両方はほぼ同じ大きさです。

ハンドルなどはまだ付いていませんが、作業中に折れないように最後に追加します。

3 フレームの追加工作

架台の筆が入りにくい部分の塗装が終わったので、上部にフレームを接着してから、照準器を設置する折りたたみ式の棒などを追加しました。

頑張って作った架台の上面はあまり見えなくなりました。(苦笑)

4 レールの追加工作

レールの両端はL字型に立ちあがっているので、イエローサブマリンの0.14ミリ厚×0.5o幅の細切りプラ板を貼って再現しました。

レール8本の上下で計32本のプラ板を貼りました。途中で首や肩が凝ってつるかと思いました。(笑) アップで見るとあんまり精度が出ていない気もしますが、まあ、赤軍なのでこんな感じでOKですよね。

塗装では、変化をつけるため、1本だけ故障で長期間放置されていて錆ついている状態にしてみました。

5 最終パーツの追加

いよいよロケットランチャーを車体に接着し、ヘッドライトやドアのバックミラーなどの細かいパーツを追加しました。

それにしても、結局PSTのキットパーツは使わなかったなぁ…。

では、改めて車体完成までのながれを。
 
そして完成↓

派手に汚してオンボロな車にして、いかにも赤軍らしい雰囲気が出せたと思います。

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