前代未聞!せっかく作った完成品を壊してリメイクします。 いったいナゼかって…
1 おさらい
パンターFとスダコフツ251UHUのディオラマは、当初から持っていたイメージどおりに完成しました。 なんとなくモヤモヤしたものが残っていて、完成ギャラリーでも「作業満足度は100点だが情景の完成度は80点」と書きました。 改めて自分の「模型スタイル」を見つめなおしてみて、前回の作品ではベースが大きく散漫な配置になっていて、密度感が薄くなっていたように感じました。 作った作品を壊して再構築するという、自分でもあまりやったことのない作業を紹介します。 |
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2 ベースの製作 上に書いたように、最近の私は、ちょっと舞台を大きくしすぎて、ミニスケール本来の持ち味である「凝縮感・密度感」が薄くなっていました。 そこで今回は2台の車両がギリギリ収まるのベースを用意し、車両やフィギュアを仮配置してみました。 前回のベースは1辺が14.5センチなので、今回は1.5センチ小さくして13センチ四方で情景に仕立てます。 今回はレイアウトも変更して、大きな車両を手前に、小さな車両を奥側に配置し、小さな車両が見えなくならないように、奥側だけをひな壇のようにベースをかさ上げすることにしました。 |
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3 建物のリメイク ベースが大きくなってしまう原因のひとつは、建物です。 あとで残った左右の使いみちを考えなきゃ…。 |
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4 ベースの追加工作 ベース奥のひな壇の製作です。 手順は… なんだか、おいしいドーナツみたいな感じですね。 |
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5 瓦礫の追加(その1)
まず、建物と車両をベースに固定します。 次に、リメイク前のベースからはがしてきた瓦礫を車両の周囲に撒き散らしました。
この辺の配置は、実際に建物が爆撃などで崩れてレンガや柱が倒れていく様子を想像してパーツの位置を決めると良い……なんて考えていると、いつまでも手が進まないので、てきとーに瓦礫を置いてしまいます。だめ? |
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6 瓦礫の追加(その2)
車両1台分空けてあったスペースにパンターを固定しましたが、そのままではパンターの周囲だけがきれいな床なので、ベースに馴染むように瓦礫を撒き散らしました。 トタン屋根の上に瓦礫を置いたり、柱を瓦礫の隙間に置いたり、ただ置くだけでなく、各パーツが絡むように配置すると雰囲気が出ますね。 |
7 完成 手前にパンターを横向きに置きました。 地面は、車両やフィギュアを配置してから、さらにレンガなどのガレキを追加して、パステルを使ってベースと車両が馴染むようにしました。 ビフォー・アフターはこんな感じ(大きな画像はギャラリーでね。) |