JS-2 ベースの製作

ちょうどこれからベースを作ろうという時に、急きょ、2011静岡ホビーショー合同展示会に持って行くことになり、あわてて形にしました。 

1 ベースの製作(その1)

ベースはいつものようにスタイロフォームを使い、JS−2がぎりぎりベースからはみ出るくらいの大きさに設定し、12センチ角としました。

あくまでも展示会用の急造簡易ベースのつもりでしたので、製作日数を短縮するため、積極的に完成パーツを活用して、ベルリンらしい「記号」をちりばめることにしました。

手前の路面電車の線路は、ミニスケールモデラーなら一家に1ケ常備されているマッチボックスのモンティズキャラバンのベースで、使える部分だけをベースに埋め込みました。(塗装済なのは以前使ったものを流用したため。)

2 ベースの製作(その2)

マッチボックスのベースに合わせて石畳シートを貼りました。

あまり模様が似ていなかったので、つなぎ目は、コルクをほぐした瓦礫をばらまいてごまかしました。

瓦礫や建物の工作手順は「ファイアフライのベース製作記」に詳しく解説しています。

3 パーツの紹介

ベース奥の時計塔はHOスケールの鉄道模型用パーツで、商品名もズバリの「Berlin Stettin」。
派手にハゲチョロと汚しをしてみました。

奥のベンチは、ペーパークラフトモデラーである「紙模型静岡工場」のナオさん謹製の1/72レーザーカット紙製ベンチを使用。

手前の土嚢はイタレリのジオラマパーツ、ドラム缶とジェリ缶地雷はパンターFの時に作って余ったパーツ。 

4 いったん完成!?

いきなり完成した画像です。

急ごしらえで作ったので、あとで大きなベースにして脇役車両も追加しようと考えていましたが、静岡終了後に見慣れてくると、これもアリかなーと思うようになりました。

そこでこのベースをそのまま活かし、少し寂しかったベース後方に建物を追加することにしました。
建物はTM DIORAMA社のバキュームキットです。

↓製作手順はこちら

   
@ まずは組み立て。
   裏からプラ棒で補強。
A 下地塗装
   少し派手に塗装しました。
B レンガは数色でランダムに塗装。
   目地は白の水性アクリルを流し込み塗装。
C ヒビをけがいてからエナメルで汚し。
5 建物の追加工作

建物にアクセントとしてエッチングの看板をつけました。
使用したのはFALLER社の鉄道模型用看板セット 。
両面塗装済の物が一生使えるくらい入ってます。(笑)

6 本当に完成

レイアウトのわかる上からのショット。
手前に路面電車の軌道があるため、主役の車両が少し後ろに位置しています。

   

 

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