1 ベースの製作(その1)
ベースはいつものようにスタイロフォームを使い、2枚重ねにして高低差をつけてあります。 表面も毎度おなじみの100円ショップの軽量紙粘土を使用。 中央には小川を再現しますが、「川底を作ってから透明レジンを流し込む」という方法ではなく、粘土にながれを直接モールドして、表面を塗装するというお手軽なやり方でやってみることにしました。 |
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2 岩の再現(その1) 小川の法面(側面部)の岩肌を再現するため、観葉植物の鉢に敷くバーク(乾燥樹皮)を使いました。 ベースの製作は本当に「100円ショップ様様」です。 |
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3 岩の再現(その2) @乾燥した粘土の一部にカッターで穴を開ける さらに、粘土を1日乾燥させてから、水溶き木工用ボンドを隙間から流し込んでしっかり固定しました。 地質学的にこういう地形が実在するのかわかりませんが、バークを使ってベースに変化をつけてみたかったんです。 |
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4 草の再現 こちらも100円ショップの麻ひもを使用。 車両を置いて地面が露出する部分を確認しながら草を植えていきました。 |
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5 橋の材料 材料として100円ショップで買った籐(ラタン)は、リース素材なのか、ぐるぐる巻きになっていました。
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6 橋の製作 当時はチェーンソーではなく、斧で切り倒してノコギリで長さをそろえたと思いますので、丸太パーツの端をナイフで斜めにカットして、斧で切った断面のような感じに加工しました。 |
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7 道路の製作 橋の前後につながる道路は… @ 車が通ることで砂利が外に弾かれるワダチ部分には、粒子の細かい使い捨てカイロの中身を使用 A タイヤに弾かれて粒子の粗い石が集まる左右と中央の凸部分には、カイロよりも粒子の大きなコーヒー粉を使用 これを水溶き木工用ボンドで固定しました。 |
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8 地面の製作 土が掘り起こされている質感を出すため、塗布した表面がザラザラになるリキテックス社の「レジンサンド」を盛り付けました。 向かって左上部のsWSの履帯跡はレジンが硬化して塗装が終わった状態。右下側の部分は塗りたてで白っぽい状態です。 乾燥硬化するとおおむね透明になりますが、ツヤが残るので、湿った土の表現には向いているかもしれませんね。 |
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9 川の製作(その1) 【左画像】 【右画像】 |
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10 川の製作(その2) ジェルメディウムが乾燥して透明になったら、何回か同じ作業を繰り返して透明部分を厚くして深みを出します。 で、そろそろ完成というところで、どうしてももうひとつ変化をつけたくなり、上流側を切り出して底上げをして、ながれの途中に落差をつけました。 もっと計画的にやればよかった…(苦笑) 流れの落差部分には追加でメディウムや木工用ボンドを塗り、仕上げに波頭を白く塗りましたが、塗った部分と照明で光っている部分が判別しにくい画像になってしまいました。 |
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11 雪の再現 黒のアクリル板とラワン材を使って飾り台を作ってから、季節を2月に設定したので、日陰の残雪を作りました。 市販の情景用の雪素材である大理石の粉末を、マッドメディウムと混ぜ、さらに厚く盛り付けるためジェルメディウムも加えて地面に塗りつけました。 大理石の粉は、重曹と違い経年変化で黄色くならないのが特徴です。また、木工用ボンドも変色の原因のようなので、ベースへの接着はメディウムを使うのがいいようです。 雪が硬化したところで表面にパステルをまぶして、積雪地域ではおなじみの、雪融け時期の土埃を被った汚れた雪を再現しました。 |
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12 樹木の製作 樹木を植える前に、作業性を考えて奥のカチューシャをベースに固定しました。 固定は、前輪の下に真鍮線を打ち込み、地面に刺して固定しています。 白樺はカスミ草のドライフラワーを幹にして、鉄道情景素材のシルフロー社の葉を使い、自宅周囲の樹木を参考に、春先の白樺を再現しました。 |
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13 フィギュアの製作 いつものように、プライザーやドラゴンの手や足などのパーツを適当に組み合わせて赤軍の偵察兵を作りました。 今回は雲状迷彩のつなぎを着せてみたので、大きなシワをつけてダボダボの服を再現してみました。 で、ついに完成です。↓あとはギャラリーで見てね。 |
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