一度、がっちり作り込んでみたかった車両ですが、いよいよ完成です。いや〜満足です。
1 車体前部の追加パーツ@ フロントガードは0.3ミリ真鍮線でリセット。 ノテックライトはローデンの8輪装甲車から。 フロントウインドはタミヤの透明プラ板を、0.5ミリ角材で囲むように接着してフレームを製作し、最後に角をカットして整えました。 |
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2 車体前部の追加パーツA 遮光カバー付きのヘッドライトはいい形のものがなかったので、アカデミーのキューベルワーゲンのヘッドライトを流用し、カバーをプラ板で自作しました。 |
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3 車体後部の追加パーツ@ 車体後部の排気管もボンヤリした出来だったので、プラ板でリセットしました。 また、72ではあまり再現されない幌の金具類も忘れず追加して精密感を出しました。 |
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4 車体後部の追加パーツA 後部のスクリューは見せ場の一つなので、がっちり作り込んで解像度を上げました。 アカデミーのキットには、格納状態と展開状態の2種類のスクリューが入っているので、羽根部分は展開状態のパーツから切り出して、薄く加工して流用しました。 この部分を作れただけで、今回の製作は十分満足です。 |
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5 パーツの自作方法 スクリュー部の自作ですが、このようなパーツを自作するときは… 今回の場合は、まず車体に台座を作ったあと、スクリューの下の部分を作り、その上に画像の番号順にパーツをどんどん追加していきました。 形が複雑だと二の足を踏んでしまいますが、パーツに分解して考えると、それぞれはシンプルな形なので自作できます。 |
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6 ナンバープレートの考察 今回は親衛隊所属の車両なので、ナンバープレートには「SS」の表記が必要です。 しかし、ドイツではみだりにナチスに関連するマークなどを一般の目に触れさせない法律があるため、ドラゴンなどのメーカーでもこれに配慮してルーン文字の「SS」のデカールはなく、上下に分割されたパーツを組み合わせることで、モデラーが「自主的に対応する形」になっています。 模型を純粋に楽しむというこのホームページの趣旨から、このような処置についての是非は議論しません。 ただ、インターネットで海外への紹介をしている以上、現在の枠組みに沿った対応が必要であると考え、今回は「SS」の文字は再現するものの、このあとの汚し工程によって直接的表現とならないようにしました。 使用したのは、ドラゴンのsd.kfz251cのデカールで、白い台紙に1文字づつ並べて貼る方式のものです。(老眼いじめですね。) |
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7 墨入れとハゲチョロ いつものように油彩で墨入れをして、1日乾燥させてから溶剤を含ませた筆で撫でるように余分な塗料をふき取って凹部だけに墨が残るようにしました。 その後、タイヤブラックでハゲチョロを描きました。 |
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8 足回りの泥汚れ再現 【第1段階】 1/35のように全体に塗ってから部分的に落とすような手法だと、せっかくの繊細なディティールが埋まってしまうので、穂先で1〜2ミリ程度の面積で調子をみながら少しづつ面積を広げながら塗っていくとうまくいきます。 |
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9 完成 フロントウインド上の両端には幌を固定するピンを再現しました。 ボンネットに載っている予備タイヤは、太いタイヤのトレッドパターンを上手に再現できないので、キャンバスのカバーをかけてごまかします。
タイヤはあまり派手に汚すとせっかくのモールドが埋まってしまうので、多くならないように注意して泥を塗りました。
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